こんにちは。福田泰裕です。
2025年1月19日(日)、令和7年度(2025年度)大学入学共通テストの『数学Ⅱ・B・C』が行われました。
この記事では、その問題と解答・解説をご紹介します。
いかがだったでしょうか。
解いてみた個人的な感想を書きます。
標準。
誘導がないと場合分けが難しいが、丁寧な誘導に乗って解いていけば良い。
易しい。
最初の「3日ごとに何倍に増えるか」→ \(r^3 = 1.32\) のところを読み落とさないことが大事。
やや難しい。
\(F(x),\, G(x),\, f(x)\) の関係を見失わず、誘導に乗って丁寧に進めていく必要がある。
最後はもはや定番となった、\(y = F(x)\) と \(y = F'(x)\) のグラフの関係も押さえておく必要がありそうです。
易しい。
(1)のおかげで、(2)以降の方針が分かる。
式は違えど、式の作り方は同じなので、ただ計算していけば良い。
標準。
やはり標本平均が出題された、という印象。
仮説検定は今後も出題されそうなので、対策が必要だと思う。
標準。
設定は難しいが、誘導が丁寧なので流れに乗っていけば良い。
難しい。
初の複素数平面に関する出題は、誘導がかなり丁寧で、計算をかなり省略してくれている。
(3)の式変形はこの単元の山場であり、今後も出題されるだろうから、対策が必要だと思う。
全体を通して計算量は少なかったので、式がすぐに思いつけば時間的に余裕があったのではないでしょうか。
どの問題も誘導がなければ難しい題材ですが、丁寧すぎる誘導のおかげでかなり難易度は易しくなっていると思います。
ただ、誘導が丁寧な反面、その文章の多さに圧倒されていては、時間が足りなかったかもしれません。
個別試験で数学が必要な受験生は、誘導なしで解けるように練習していけば、そのまま個別試験対策にもなりそうな題材ばかりでした。
数学Ⅱ・B・Cでは、『難しい題材を、誘導に乗って解いていく』という流れが今後も続くのでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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