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クラス担任の技 ~1年生の4月に行うと盛り上がる!名前覚えゲーム~

こんにちは。福田泰裕です。

中学校や高校の1年生の4月というのは、とても不安な時期です。

クラスには話したことのない人ばかり…
そもそも名前すら知らない…

クラス担任は、そういった不安をいち早く解消してあげるべきです。

今回は、1年生の4月にやると盛り上がる “名前覚えゲーム” を紹介します!

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

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名前覚えゲームを4月に行う理由

名前覚えゲームは、少しでも早いうちにクラスで行うことをオススメします。

なぜなら生徒にとって、クラスに一度も話したことのない人がいるというのは大きなストレスだからです。
例え一言でも会話をしておけば、何かあったときに声を掛けやすくなります。

クラス担任はこの名前覚えゲームで、楽しく盛り上がりながら全員と会話する機会をつくってあげましょう!

4月に行うと盛り上がる名前覚えゲーム

それでは、名前覚えゲームを紹介します。

名前覚えゲームの手順①:グループをつくり、輪になる

まず、グループをつくって輪になりましょう。

このとき、自由にグループを作ると仲良しで組んでしまって面白くないので、出席番号順や班ごと、席の横1列など、こちらで指定する方が盛り上がります。

人数が少ない方が難易度が低いので、最初は5~6人で良いでしょう。
何回も行うので、少しずつ人数を増やしていきます。

男子だけ、女子だけで固まっても面白くないので、「必ず男子と女子は2人以上入れること!」などとルールを決めておくと良いです。

名前覚えゲームの手順②:じゃんけんでリーダーを決める

グループができて輪になったら、じゃんけんでリーダーを決めます。

名前覚えゲームは、リーダーから始まり、最後にリーダーで終わります。
とても大事な役です!

名前覚えゲームの手順③:担任からルール説明

次に、担任がルール説明をします。
このゲームには難易度があって、最初は簡単なルールから初めて、少しずつ難しくしていくと盛り上がります。

ゲームのルールはとても簡単です。

リーダーから順番に自己紹介します。
次の人は、前の人の自己紹介を繰り返して、自分の自己紹介をします。

例えば苗字だけの自己紹介なら、

道明寺です。

道明寺君の隣の、花沢です。

道明寺君の隣の、花沢さんの隣の、西門です。

道明寺君の隣の、花沢さんの隣の、西門君の隣の、美作です。

このように、これまでの全員の自己紹介をすべて覚えていかないと進めません

もし間違えたり詰まったりしたら、グループの人は助けてあげてもいいことにします。
ただしそのときは、その人はもう一度最初から言い直しです。

リーダーが最初に自己紹介をして、一周まわって最後にリーダーが全員の自己紹介を言えたらゲーム終了です!

立った状態で始めて、ゲーム終了したグループはその場に座ります
グループ間で早さを競うと盛り上がります!

しかし、ずっと同じルールでは面白くありません。
様々なバリエーションがあるので、少しずつ変えながら楽しんでいきましょう。

難易度Ⅰ:苗字だけ自己紹介

もっとも単純なルールは、苗字だけの自己紹介です。
このゲームに慣れるため、最初は苗字だけでやってみましょう。

4~5人で全グループがクリアしたら、解散してグループを作り直します。
2回目は5~6人、3回目は6~7人…と増やしていくと難易度が上がるので盛り上がります。

難易度Ⅱ:フルネームで自己紹介

苗字だけに慣れたら、次はフルネームで自己紹介です。

難易度が一気に上がるので、もう一度4~5人から再スタートしても良いでしょう。

難易度Ⅲ:好きな物+苗字で自己紹介

最後に、難しいけど一番盛り上がるのが好きな物+苗字で自己紹介です。
担任が「好きな色」「好きな食べ物」などお題を決めても良いですし、フリーでも良いです。

リンゴが好きな道明寺です。

リンゴが好きな道明寺君の隣の、
チョコレートが好きな花沢です。

リンゴが好きな道明寺君の隣の、
チョコレートが好きな花沢さんの隣の、
焼き肉が好きな西門です。

リンゴが好きな道明寺君の隣の、
チョコレートが好きな花沢さんの隣の、
焼き肉が好きな西門君の隣の、
バウムクーヘンが好きな美作です。

きっとクラスのお調子者がおかしな物を好きだと言ったり、聞いたこともないような物が好きだと言ったりするので結構盛り上がります!

まとめ:名前覚えゲームは担任が入っても盛り上がる!

いかがでしたでしょうか。

私が1年生の担任を持った時は、必ずこの名前覚えゲームを4月のうちに行います。
名前を覚えることができ、全員と会話することができるのでとてもオススメです。

また、担任がどこかのグループに入ると更に盛り上がります
生徒の名前を覚える事ができるだけでなく、生徒と会話する機会ができるので今後のクラス経営にも大きくプラスになるはずです。

1年生の担任になったときは、ぜひやってみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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福田 泰裕

33歳、2児の父。 山口県の高校教師で、担当は数学と情報。 毎日定時ダッシュするために、働き方改革を実施中。 数学教育・情報教育・教師の働き方・教師のEXCEL講座などを記事にしています!