こんにちは。福田泰裕です。
高校の数学Aの授業で、正多面体を学習します。
正多面体とは、すべての面が同一の正多角形で構成され、すべての頂点において接する面の数が等しい凸多面体のことです。
しかし平面図形と違い、立体をなかなかイメージすることができない生徒にとって、この正多面体の学習は難しいのです。
そこで今回は、正多面体の3Dモデルをスマホで見る方法をご紹介します!
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
正多面体を生徒にイメージさせる際、正多面体のブロックやペーパークラフトを持っていくことをしていました。
しかし、生徒全員分のブロックがあるわけではないので、順番に見せていく必要がありました。
そこで私は、
正多面体の3Dのモデルがスマホで見られたらなあ…
自分でクルクル回して、イメージできるのに…
と考えていました。
そんなことできるのかと思っていましたが…
調べてみると、できました笑
こんな感じで、HTMLに埋め込むことが可能です!
スマホでもちゃんと動かすことができます!
というわけで、授業で使えるようにWebページを作成しました。
「やり方なんていいから、完成品が欲しい!」という方は、このページをそのまま使ってもらっても構いません👇
URLをQRコードに変換してプリントに印刷し、生徒へ配布すればそのまま利用できます。
「どうやって作成したのか気になる!」という方は、続きを読んでください!
それでは、この正多面体の3Dモデルをスマホで動かすための手順を解説します。
まず、閲覧用のHTMLのWebページを用意します。
私はGoogleドライブのEditeyを使いました。
無料で作れて広告も表示されないので、授業用ページを作成するならオススメです。
EditeyでのWebページの作り方はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください👇
実はこの3Dモデルを動かせるWebページは、Sketchfabというページのタグを埋め込んでいるだけです。
そのコードを取得すれば、簡単にWebページに公開できます。
まず、SketchfabのWebページ( https://sketchfab.com/ )にアクセスしましょう。
ページ上の検索バーに、モデルの名前を入力します👇
例えば「四面体」の英語である「tetrahedron」で検索してみましょう👇
たくさん見つかりました!
この中から、欲しいモデルを見つけてクリックします👇
ウィンドウが開き、3Dモデルを動かすことができます。
これで良ければ、下の「</>Embed」をクリックします👇
更に小さなウィンドウが開きます。
左下のコードをクリックすると、自動的にコピーされます👇
(クリックすると「Copied to clipboard !」と表示されます。)
あとは、この取得したコードをHTMLファイルに貼り付けるだけです。
HTMLファイルのエディターを開き、<body>と</body>の間に貼り付けます👇
ブラウザで開くと、3Dモデルが動かせると思います。
最後に、そのWebページにアクセスできるようにURLをQRコードにして印刷し、生徒へ配布しましょう。
QRコードへの変換方法は、こちらの記事の最後に書いているので参考にしてください👇
私は授業で使う際、3Dモデルは1ページに1つずつの方が良いと思いっています。
もしよければ、参考にしてみてください👇
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめると、次のようになります。
今回は正多面体だけですが、他にも多くの3Dモデルが用意されています。
空間図形を扱う際に良いモデルがあれば、授業で扱うことも可能ですね!
もし授業でこの題材を扱うのならば、正多面体が5種類しか存在しないことの証明にもぜひ触れてください👇
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
質問やご意見、ご感想などがあればコメント欄にお願いします👇